五島列島の魅力を伝えたい

長崎県には140を超える小さな島々があります。
それらを五島列島と呼びます。
五島列島には豊かな自然、歴史的な建造物と言ってもいい教会などが存在し、
ゆっくり観光していると、忙しい日々の疲れを忘れられます。

ところが、五島列島には深刻な問題もあるのです。
それは過疎化。
豊かな自然も、教会たちも維持してこそその美しさを保てるわけですが
維持する住人が減ってくると、現状を維持するのが困難になるわけです。

そんな五島列島の美しい景観が危機的状況に陥ってることを心配し
立ち上がったのが「五島列島ファンクラブ」です。

「五島列島ファンクラブ」の活動内容は街の維持。
自然を開発して、新しい街を作ることではありません。
街を維持するためにはそれなりに費用が掛かるわけで、
観光客に来てもらうためのイベント開催が主な活動です。

農業体験、地元の人たちとのコミュニケーションの場の提供など
観光客に五島列島の素晴らしさを知ってもらい、
五島列島の維持に協力してもらえたら、という気持ちで活動しているのです。

「五島列島ファンクラブ」の活動に共感し、協力したと思ったものの
どのような形で協力したらいいかわからない、という人がいたら
「五島列島ファンクラブ」への入会をおススメします。

「五島列島ファンクラブ」には一般会員と賛助会員の2種類があります。
一般会員になるには年会費5000円、
賛助会員になるには年会費2000円がかかります。

一般会員になると年会費5000円のうち2000円が街の維持費になり
残りの3000円は街の特産品になって戻ってきます。
年3回、ファンクラブニュースが送付されるので
それを参考にイベントなどに積極的に参加したい人におススメです。

賛助会員の場合は特産品のプレゼントはなく、
維持費の2000円だけ支払う形になります。
年6回送付されてくるサポーターニュースを参考に
五島列島の良さをほかの人にもアピールしたりするような
広報活動や営業活動をしたいという方におススメです。

少しでも興味を持った方は、「五島列島ファンクラブ」に連絡してみて下さいね。

協賛サイト
ジムスティックで健康増進ウォーキング

“祈り暮らす”ということ

五島列島は江戸時代、キリスト教の弾圧から逃れてきた人々が移り住んだ土地で、
現在でも沢山の教会が残っているそうです。

明治時代になって、キリスト教の信仰が許されても、
仏教を隠れ蓑とした『カクレキリシタン』として、独自の信仰を続けてきた人もいるとのこと。

『五島列島ファンクラブ』が地域再生を推進している現在の半泊にも、
カトリックとカクレキリシタンという二つの宗教が混在する、
という独特な信仰の世界が存在している状況で、
“祈り暮らす”という雰囲気が充満しているようです。

無信仰者としたら、半泊を訪れたなら、
説教されたり、信仰を強要されるかもしれないなんて、面倒くさい印象を持ちますが、
実際は、そんなことは一切無いようですから、偏見は持たないでください。

『信仰』なんて構えてしまうから大事になってしまいますが、
ふと気づいてみれば、我々は
「明日、晴れますように!」とか、
「受験に受かりますように!」とか、
「日本チームが勝ちますように!」なんて、
しょっちゅう何かに対して願い事をしているものです。

“困った時の神頼み”は、しっかり体験済みなのですが、
順調さを感謝する習慣がないところが、『信仰』との違いかもしれません。

私たちが思わず手を合わせてしまう状況はママありますが、
その時、一体何に対して祈っているのでしょう?
信仰を持っていないのに、その時だけ神様の存在を信じているのでしょうか?

日本の文化は“恥の文化”といいます。
何に対して恥を感じるのか?
神といっても、仏といっても、自分といっても正解である気がしますし、
その根っこに、この世界を作り上げた“自然”とでもいうべき概念が共通しているようにも思います。

五島列島に逃れ着いたカクレキリシタンの人々は、
自然に寄り添い、自然と闘い、生き延びてきたのです。
キリスト教への信心は、そんな自然との共生の支えになっていたことは間違いないように思います。

人が入ることによって守られる自然と、
自然から様々な恩恵を受けた暮らしの調和は、
人間にとって豊かなものであることに異論ありません。

そんな生活を“祈り暮らす”と表現しているように、
私には感じられます。

五島列島の特産品

『五島列島ファンクラブ』が地域再生に取り組んでいる拠点である「半泊」では、
特産品として“カンコロリン”という甘酒を生み出しています。

キリスト教弾圧から逃れてきた人々は、
島に移り住んできて田畑を作り、甘藷(サツマイモ)を育てました。
それを干して、餅にした“カンコロ餅”は、この地のソウルフードとなっています。

“カンコロ餅”の姉妹品としてデビューさせたのが、
甘酒“カンコロリン”です。
サツマイモ(甘藷の「カン」)を使った甘酒なのです。

甘酒は、『飲む点滴』という異名を持つほど、栄養価の高い飲み物です。

“カンコロリン”は、麹を使用しているので、
ノンアルコールであり、砂糖不使用、無添加という利点を持っています。
発酵食品として、美容と健康への効果も期待できます。
つまり、誰でも安心して飲める栄養(健康・美容)ドリンクなのです。

五島特産の“天恵芋”を使用した白の“カンコロリン”の他、
紫芋を使用した、アントシアニン含有の“カンコロリン”もあります。
見た目にも美しく可愛らしい瓶入りの製品に加えて、
地元のトライアスロン競技会に提供した、パウチ製品もできていて、
通販でも買えますよ。

また、
讃岐、稲庭と並んで『日本の三大うどん』に挙げられている“五島うどん”もあります。
私は知らなくて、おそらく一般への認知度は高くないと思うのですが、
うどん通の間でも「幻のうどん」と呼ばれているようですので、希少なものだと思います。
国産小麦を使用し、椿油が入っているということです。

これを、トビウオの出汁である“アゴ出汁”のツユでいただくのがお勧めです。
海産物は、海に囲まれた島の命綱ともいうべき恵みです。
水揚げされた魚を、産地直送で提供している所もあるようですし、
加工品(干物等)にするシステムを考えている人もいるようです。

海と言えば“塩”です。
豊富なミネラルを凝縮させた“矢堅目の塩”というのが有名です。

古くから、良質な椿油の産地としても知られて来ましたが、
近年の、美容・健康ブームにピッタリ合いそうですね。

加えて、
カクレキリシタンの里として、必然的に存在する教会に欠かせない、
“ステンドグラス”というのも注目すべき特産品となりそうです。

五島列島を観光旅行先に!

20年程前、地方に住む甥っ子たちが上京した際、
気を利かせたつもりで、お台場へ連れていってあげようと提案したのですが、
彼等は、お台場より東京タワーを望んだものです。

もっと以前の話になってしまいますが、
私が長崎に旅行で行った際、目指したのは平和公園や眼鏡橋、雲仙岳でした。
『五島列島』という地名自体の知識はあったはずですが、
長崎とか観光とかとは結びつかなかったというのが正直なところです。
もっとも当時は、五島列島側も観光客を招致していなかったという事情もあったでしょうが…

その昔、観光旅行者で盛況だった熱海や、
新婚旅行先として人気を博していた宮崎も、いつの間にかトーンダウンしているとか…
時代と共に、観光旅行事情も変遷することは致し方ないことなのでしょうね。

ところで、
五島列島は長崎の西方に位置する、140余りの島々から成り、
西海国立公園の指定エリア内にあります。
福江島にはなんと、空港があり(東京の小笠原には無いのに、という比較からです)、
福岡や長崎から30~40分のフライトで行くことができます。
空港がない島へもフェリー便が連れていってくれます。
島内のアクセスも、福江港を中心に用意されています。

宿泊施設を検索すると、思いのほか沢山のホテルがあることが分かりますが、
民宿というのも魅力的に名を連ねています。

観光の目的としては、海水浴はもちろんの事ですが、
海に囲まれた里山の風景を、散策やクルージングで楽しんだり、
灯台や、歴史を感じさせてくれる教会を訪ねるのも趣を感じます。

というように、今では観光客を招き入れる体制も整えられているようです。

そんな中、『五島列島ファンクラブ』というのがあって、
限界集落を“大丈夫村”にというスローガンで、里山再生活動しています。

活動の中心となる、福江島の北に位置する半泊(はんどまり)という所は500m四方の集落ですが、
海を始め、川、田畑、山林が、まるで箱庭のようにコンパクトに詰まっているのだそうです。
その美しい里山の景観と住民の暮らしぶりは、都会の人々に癒しをもたらすであろうと、
その集落そのものをミュージアムにしてしまう“田園ミュージアム構想”を打ち立てています。

そこに、観光客招致の方法としてもユニークな魅力を感じるのは
私だけでしょうか?

限界集落を再生する

団地というのは、
できた当初は若い家族が多く入居していて、活気あふれる街を作りあげますが、
20年も経つと、建物自体も老朽化し心細げに見えますし、
入居者の年齢層が上がると共に、若い人が出ていってしまうことが重なりますと、
何とも寂しい空気にまとわれてしまいます。

団地の雰囲気は、入居メンバーの入れ替わりや、建物の補修などによって変わることが容易に期待できますが、
集落となると、その衰退を止めることはそう簡単にはいきません。

『五島列島ファンクラブ』が推進している地域再生の拠点となる“半泊”は、
現在、5世帯の限界集落(65歳以上の人口比率が50%以上の村)になっています。
限界集落に対して何の手当てもなされなければ、消滅集落となり、廃村となり、
活気のある景観も、そこに暮らした人々の息吹や文化も消滅してしまいます。

五島列島には、多くの限界集落が存在していて、消滅の危機に瀕し、
現在生きている人にとっても、これから生まれてくる人々にとっても、大変勿体ない状況にあるのです。

そもそも五島列島は、
江戸時代のキリスト教弾圧から逃れてきた人々が移り住んで集落を作り上げてきました。
海の恵みを頂くと共に、土を耕し田畑を開墾し、半農半漁の生活を打ち立てました。
弾圧を逃れる為とはいえ、外界から閉ざされた世界で生きていく知恵を絞って、
静かに生活してきたのです。

そこに出来上がった、『自然との共存』という生活方法は、
引き継ぐものがいなければ、無に帰してしまいます。
一度手を入れた自然には、手をかけ続けなければならないのです。

そんな限界集落を再生させることを目指して、
『企業組合・五島列島ファンクラブ』は立ち上がりました。

代表は東京で生まれ育ったIターン移住者です。
数少ない住民ですが、現役で漁業も農業もできるうちに、
技術を伝え、自然を守っていける手当てを施したい思いで活動されています。

半泊を“大丈夫村”に、というスローガンを掲げて、
人が住むことによって守られる自然と、
自然によって生かされる人々の生活というものを実現させようとしています。

すでに、半泊の生活を体験するツアー参加者も増えてきている状況ですが、
道まだ半ば、と張り切っておいでです。

集落を観光地化して再生する

過疎地の古民家を保存するために、
会員制のリゾート民宿として整備して、
全国から出資を募っているという話を聞きました。
一年に3000円程払えば、いつでも民宿として利用できるというシステムです。

勿論、人数制限はありますから、予約制でやりくりして、
食事作りも自分たちで行います。
指導係のような人がいて、地元の食材や料理法を教えてくれたり、
地元の名所を案内してくれたり、体験教室があったりします。

若者の合宿みたいなイメージですが、そこに年配者が入っても、
或いは子供が参加しても、世代交流の場になり得て、
日々、一期一会の、味のある合宿が組める気がします。

それを集落ぐるみで行おうというのが、
『五島列島ファンクラブ』の「田園ミュージアム」構想であったり。
エコビレッジ構想です。

五島列島の福江島北端の“半泊”は、500m四方の狭い範囲に、
森や川、田畑や海が備わっています。
200年程前から、カクレキリシタンの人々が移り住み、集落を形成してきましたが、
現在では過疎化が進み、限界集落となってしまいました。
集落の荒廃、消滅を止める為、地域再生を目的に開始された活動です。

人がいなくなってしまう事が一番の問題なのですが、
移住者を募るにしても準備が必要ですし、継続性も約束はされません。
そこで重視されるのが、他地域との交流が盛んになる事です。
短期的にでも人が入って来ることが、活性化に繋がるという訳です。

人が入ることによって荒れつつある自然は整備され、都会の人々の癒しと成り得ます。
自然と触れることによって、人間の情操は豊かに育ちます。
くらしの糧となってきた農業や漁業を営む術が学べるとしたら、
ミュージアムとしての意味も深まります。
更に、エコロジカルなシステムが構築されていれば、学習の場としての存在価値が加わります。

観光として訪れるも良し、リゾートとして滞在するも良し。
訪問者にも多くのメリットを授けてくれ、
それが集落の繁栄、存続に繋がるのであれば、
こんなに素敵な構想はないと思います!

五島列島ファンクラブ会員として活動するには?

豊富な食材、豊かな自然、一度行けば感動的な体験に
魅了されると言われる五島列島ですが、
その感動をそのままにファンクラブとして支援して
いただく方法があります。
その名も「五島列島ファンクラブ」!そうまさにそのままです(笑)

ファンクラブは
年会費5000円の特産品ありの一般会員、
年会費2000円の賛助会員、
そして年会費5万円の法人会員という三種類で構成されています。
一般会員は五島列島以外に居住している方が対象、
五島列島に住民票がある方は賛助会員へ、という仕組みです。
5000円の一般会員には特産品として3000円分の
五島列島特産物を送ってもらえるという特典付き!で
まずは五島列島の有名な五島手延べうどん、そして五島名産の
あごだしで作った万能料理だし、などの美味しさを堪能して
いただきたいです。

ちなみに一般会員も賛助会員も、五島列島ファンクラブが
企画する各種事業に参加して頂いたり、また諸活動にも協力して
頂くことが会員としての前提の役割になっています。
活動等については、ファンクラブニュースという会報として
送付されます。
法人会員については人的、そして物資の支援や協賛をして
いただける各種団体様となっています。

五島列島を盛り上げるためには会員として活動を共にし、
五島列島の活性化やPRのためにチームワークを組んで
展開していくことを一番の目的としています。

もちろんヘルプとしての会員だけではなく、Uターン
希望者や移住を考えている方にも是非その前段階として
このような形を利用していただくのも有効な手立てと
考えています。

美しい、そして歴史ある場所ではあるものの
まずは前段階として少し五島列島を客観的に見る手段として
ファンクラブの活動をしていただければもっともっと
その良さや魅力についてお伝えできるのではないかと
考えています。

五島列島が気になる方、まずはファンクラブ入会から
始めてその地に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?

カンコロリンで限界集落を元気村に!

限界集落という言葉を知っていますか?
過疎化、住民の高齢化が進み、
街自体の維持管理が難しくなっている集落のことを言います。
特に小さな島ではそのような状態になっているところが多く存在します。

長崎県の五島列島もそのひとつです。
豊かな自然や世界遺産への登録が検討されている歴史的価値の高い教会がありながら
その維持管理が困難になっている状況は危機的と言わざるをえません。

このような状況を何とかしたいと立ち上がったのが「五島列島ファンクラブ」です。
島の美しい自然を守り、街に活気を取り戻したいという一念で活動を始めました。
その拠点となっているのが福江市立土岐小学校半泊分校。
ここは廃校になった小学校。
その建物を利用して宿泊体験や自然体験、農業体験などを行ってるのです。
たくさん人を集めるためには集まる場所が必要ですね。
廃校になった建物はうってつけな大きさというわけです。

さらに、廃校なった小学校を再利用するメリットは街に住む人も集まれるということ。
かつて土岐小学校半泊分校に通っていた住人が、
そこをコミュニティーの場として利用することで、街がにぎやかになるのです。

住人同士が、住人と観光客が、観光客同士が、
様々なつながりが土岐小学校半泊分校で始まるのです。

人々がつながって五島列島の素晴らしさが五島列島以外の人々にも知られるようになれば
次に必要なのは特産品の開発です。
街の特産品を開発すれば、より街に注目が集まるのと同時に街に雇用が生まれます。
雇用が生まれれば街に収入が生まれるわけで、この動きが街の活性化につながるのです。

「五島列島ファンクラブ」が開発したのは「カンコロリン」。
長崎は言わずと知れたキリスト教伝来の地ですが、
長崎にやってきた外国の伝道師は必ずしも歓迎されていたわけではありませんでした。
隠れるようにして暮らしていたキリシタンたちは、
当時は甘藷と呼ばれていた今でいうサツマイモを育てて生活していました。

「カンコロリン」はサツマイモを使った甘酒のことです。
長崎・五島列島の歴史と今でも地域の特産として重宝されているサツマイモが
五島列島を救うべく、特産品となって生まれ変わりました。

ほんのり甘い「カンコロリン」。
五島列島の活性化のためにぜひおひとついかがですか。
ネット販売で購入することができますよ。

五島列島ファンクラブってなに?

長崎県には小さな島がたくさん点在しています。
約140ほどある島々はどこも自然豊かな素敵な島ばかり。
作られた観光地のような楽しみ方はできませんが、
何もないという贅沢な環境に身を置きたいという人にとっては
魅力あふれるところと言えるでしょう。

そんな五島列島ですが、危機に直面しているという事実もあるのです。
過疎化、住民の高齢化など、五島列島以外のどの島でも
問題になっている状況が、五島列島にも押し寄せているのです。
いわゆる「限界集落」と呼ばれている状況を
脱却しようと人肌脱いだ人々の集まりが「五島列島ファンクラブ」です。

まず初めに「五島列島ファンクラブ」が始めたのは廃校の再活用です。
人口が少なくなり、廃校になる学校が増えてくると、
街が廃れるという考え方から、廃校の再活用を考えたのです。

福江市立土岐小学校半泊分校の再活用を始めた「五島列島ファンクラブ」は
ここを街の観光の拠点としました。

観光客に来てもらうためには観光の目玉が必要ですね。
「五島列島ファンクラブ」は体験型プログラムとして半泊分校を活用し
半泊ステイや半泊スクールというプログラムを開催しました。
実際に街を見てもらい、過ごしてもらうことで
豊かな自然の素晴らしさを肌で感じてもらうという
このプログラムは大変好評でした。

農業体験も活発に行われました。
ただ過ごすだけではなく、街の人とともに汗を流して働くことで
コミュニケーションが生まれ、
街の良さがより分かったという人も多かったようで、
そのまま移住してしまった人もいるとか。

自然は少ないけれど買い物だって遊びだって近場にある
便利な街に住んでいる人にとっては
不便だけど自然がいっぱいの古き良きこの島が
逆に新鮮な街と言えるかもしれませんね。

五島列島に興味を持ったという人は、まずは実際に訪れてみましょう。
昔から続いている豊かな自然に触れ、地元の方たちと交流することで
改めて里山の自然の良さを実感できることでしょう。

五島列島を元気村に変えよう!~五島列島ファンクラブの試み

長崎にはたくさんの小さな島が存在します。
なんと140もの小さな島が存在し、それらがすべて長崎県に所属しています。

島には豊かな自然があふれ、多くのカトリック教会が静かに出迎えてくれます。
新しくはないけれど歴史ある厳かな教会を
「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」として
平成30年の世界遺産登録を目指しています。

日本の歴史において重要な位置を占める五島列島。
それぞれが日本の外交における玄関口として活躍しました。

美しい日本の原風景と歴史的価値のある教会群の立ち並ぶ
美しい五島列島ですが、そこには深刻な問題もあります。

それは島の高齢化、過疎化。
盛んだった漁業も温暖化により収穫量が減少。
街の活気も衰退しかけていました。

そこに危機感を抱いた人々が、なんとかならないかと活動を始めました。
それが「五島列島ファンクラブ」です。

「五島列島ファンクラブ」の活動目的はもちろん五島列島の存続です。
ただそこに島があるという状態での存続ではなく、
島に活気を取り戻すという意味での存続です。

特に過疎化が進んでいた小さな村、
半泊村に拠点を構えた五島列島ファンクラブは
廃校になった福江市立土岐小学校半泊分校を活用して、
街の人々や観光客のコミュニケーションの場にしようとしました。

街の人々にはそこが集いの場になるようにしました。
かつては福江市立土岐小学校半泊分校に通っていた街の人々が、
廃校になった母校に懐かしさを覚え、そこに集うようになれば
そこにはコミュニケーションが生まれます。

半泊カフェという小さな喫茶店も併設することで、街の人はもちろんのこと、
街を訪れた観光客も立ち寄ってお茶をするようになります。
すると、観光客と街の人との間にもコミュニケーションが生まれます。

ただ観光するだけではわからない五島列島・半泊の魅力を
地元の人々が語ることで、五島列島の良さがよりわかりやすく伝わりますね。
これだけと思われるかもしれませんが、
街の活性化にコミュニケーションは欠かせません。

街の活性化といっても、
自然を開発して近代的な建物を作ったりするのではなく
美しい自然を残し続けることを選択した「五島列島ファンクラブ」。
それが島の存続にはなくてはならない理念ですね。